エントリー

着物を通じて特別な想い出づくりをプロデュース!
入社1年半。新しい事業部に異動しての『挑戦』

アニバーサリー事業部 / 2019年新卒入社
成人式サロンKiRARA八千代店 主任

土岐 隆太

選べる働き方→店舗マネージャー候補(MG)
仕事内容:KiRARAのスタッフとして接客

いつ和には、着物を販売する「きもの小売事業部」だけでなく、成人式などの記念日のお手伝いをする「アニバーサリー事業部」もあります。販売する商品が変わる部署の異動は大変ですが、その分新しい分野を学ぶチャンスです。また、全国各地に店舗があるので、文化の違いを感じることも。特にお客様との距離の詰め方は、関西と関東で全然違うので勉強になりました。

入社後のキャリア
2019.04
大学卒業後、新卒入社。いつ和甲子園店(兵庫県)に配属。
2020.10
主任に昇格。成人式サロンKiRARA八千代店(千葉県)に異動。

「KiRARA八千代店」での仕事内容

  • 普段はどんな仕事をしていますか?

    KiRARAは、日本初の成人式をトータルプロデュースする成人式サロンです。 特別な日をお祝いする振袖選びから、ヘアスタイルや小物のコーディネート、撮影までを手掛けています。 その中でも目玉となるサービスは、家族だけで成人を祝うセレモニー「家族のための成人式」。撮影会とセレモニーを通じて思い出づくりをしています。
  • 着物業界に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

    もともと大学の専攻は心理学で、着物業界との関わりはありませんでした。 私は大阪府出身で、小さい頃から京都に出かけ、着物を身につけて観光を楽しむことがよくありました。そのうち、「自分たちの民族衣装を自分で着られないのはどうなのかな?」と思うようになりました。 ファッションが好きだったこともあり、就職活動のときにアパレル業界を回っている中で、着物業界への興味が高まっていきました。
  • いつ和を就職先に選んだ決め手は何でしたか?

    新しいことをやろうとしている姿勢です。いつ和は業界に先駆けて、直営工場を持ったSPA(製造型小売業)という事業体制を確立していました。 伝統産業でありながらも、新しいチャレンジを次々としているところに惹かれました。
  • 入社してから、どのように着物の知識をつけていきましたか?

    入社段階では着物の知識はほぼゼロでした。研修制度もありますし、店長、他のスタッフがサポートしてくれるので安心して下さい。私は、店舗配属後は、周りに積極的にわからないことを質問したり、着物作家さんに教えてもらいながら、少しずつ知識を増やしていきました。お客様からも、琉球や奄美大島の着物など、地域独自の織物のことを教えてもらうこともありました。
  • 最初の配属先は呉服販売をする「いつ和」だったそうですが、着物販売はすぐにできましたか?

    店舗配属後すぐは、着物の知識もなく、全く売れる気がしませんでした(笑)。店長や先輩方の接客を見ながら、どうすれば売れるかを色々と考えました。3ヶ月くらいしてから、ただ提案するのではなく、「どうしたらお客様と一緒に楽しめるだろう?」「どうしたら喜んでもらえるだろう?」と考えるようになってから売れるようになってきました。お客様と着物を着て出かける「おでかけ会」で話をしたり、お客様同士の会話に耳を傾けたりすることで、それぞれの好みやニーズに寄り添った提案ができるようになりました。
  • アニバーサリー事業部のKiRARA八千代店に異動した経緯を教えて下さい。

    社長から関西にはアニバーサリー事業部の店舗がないので、何人か関東で経験を積ませた後に関西にも出店したいと声をかけていただきました。新しいことにチャレンジするのが好きなので、異動の打診を受けることにしました。
  • いつ和とKiRARAは仕事内容が異なります。どんな違いを感じましたか?

    いつ和は着物販売で、KiRARAは成人式サロン。一番の違いは、いつ和がお客様と長期間お付き合いするのに対し、KiRARAは思い出づくりのお手伝いという点でしょうか。着物販売の時にはお客様との関係づくりのために自分の色を出した提案を意識していましたが、KiRARAではお客様自身の要望を叶えるサポート役に徹しています。
  • KiRARAの仕事のやりがいはどこにありますか?

    お客様の記憶に残る瞬間を一緒に作り上げることです。KiRARAでは振袖選び、小物コーディネート、ヘアスタイルを決めたり、撮影会場を選んだりと、お客様と一緒に準備を進めていきます。その中で「家族のための成人式」のセレモニーの中でサプライズをどう生み出すかを考え、実際に喜んでもらえると本当に良かったと思います。
  • 関東から関西に転勤して変わったこと、驚いたことはありましたか?

    初めての関東での生活なので、知らないこともたくさんありました。いつも食べていたものが大阪限定だったとびっくりすることも多いです。一番の変化は、お客様との距離の詰め方の違い。いつ和とKiRARAという業態の違いもあるとは思うのですが、関西ではお客様との距離が近くフランクに会話をしますが、関東では距離が近すぎると引かれてしまうので…距離感は気をつけています。短い時間での関係性の作り方はいまも悩んでいる点です。
  • 着物は着られるようになりましたか?

    おかげさまで、いまでは5分で着られるようになりました(笑)初詣や旅行で寺社仏閣に行くときなど、プライベートでも着物を着ています。着物はハードルが高いと思われがちですが、覚えてしまえば気軽に楽しめます。いつ和では着付け教室もやっているので若い人にも気軽に参加してほしいです。
  • これからの展望を教えて下さい。

    まずは、関西でKiRARAを出店する際に戦力なれるよう、八千代店でノウハウをしっかりと吸収したいです。その上で、誰もが着物を気軽に楽しめるように、何ができるか考えていきたいです。今の時代はどうしても着物を着る機会が限られてしまいます。着物を楽しめる場を増やしたり、楽しみ方を提案したり、時代に合わせた新しい「着姿」をどうつくっていかなければいけないと思っています。